Interview #02

目的意識を持って仕事に取り組むことで、
最短距離で原因解明へ

N.S さん

[プロセス開発] 製品開発部 開発グループ
2019年入社 工学部 機械設計システム工学科

大学卒業後、精密部品メーカーに入社し、構造設計や熱応力シミュレーションなどを経験。
長期的な就業に向け、山口へのUターンを希望し、当社へ転職。
現在は前職の経験を活かした熱応力シミュレーションに加え、印刷技術の開発に従事。

拠点:山口
Chapter
1
現在の仕事内容

一つひとつの現象のメカニズムを解明し、熱・応力のエキスパートへ

私は熱や応力の解析を担当しています。熱というのは開発製品における放熱の最適化設計や既存製品の放熱解析、応力はセラミックと金属の接合の際の変形や破損リスクの検証、また実際に変形・破損してしまった時の原因究明が主な内容です。目に見えない応力の解析は「結果が正しいかどうか」の判断が難しいと感じますが、原因不明だったものが明確になりトラブル解決のめどが立つと達成感をより感じますね。同じトラブルを繰り返さないためにも一つひとつの現象のメカニズムを解明して「なぜこうなったのか」を理解しておくことは大切だと思っています。実は、実物とシミュレーションの結果があっておらず未だ現象が解明できていないものがあるのですが、それをはっきりさせることが当面の目標です。

Chapter
2
印象的なエピソード

行き詰まった時は周りに意見を気軽に聞ける、風通しのいい職場

熱・応力の解析を担当しているのは、基本的に私一人です。思い通りの結果が出ない時はプレッシャーを感じることも。そんな時は、同じ開発グループのメンバーに相談します。いろいろな意見を聞いて「ああじゃないか、こうじゃないか」と考えながらシミュレーションを進めている、という感じです。原因として何が考えられるのかをリストアップして、一つずつ検証して…という作業は地道で大変ですが、周りのメンバーも親身になって意見をくれるので、とても助かっています。また、理論上は作れるという製品が、実際の製造現場で想定通りにできるかというと必ずしもそうではないので、モノづくりの現場の方の意見も聞くことも大切にしています。

Chapter
3
今後の目標

目的意識を持つことが、最短距離でのゴールにつながる

「目的意識を持つ」ということを常に意識しています。「なぜこれをやるのか」ということをはっきりさせておかないと、解析業務をやることが仕事になってしまいます。最短距離で目的を達成させるのが本来の仕事ですが、頭ではわかっていても業務に没頭してしまいがちです。技術や知識を高めるのはもちろん大切ですが、自分の仕事を違う角度から見つめ直してゴールを見定めておくのも大切だと感じています。その点、NGKエレクトロデバイスでは自分で筋道を立てて自分で解析して、というように一連の流れで仕事を任せてもらえます。理由も分からないまま何かを頼まれることがないので、自分で考える習慣が身に付くと思います。

MESSAGE

これから入社する方へ

働くこと、生活すること。
全ての要素にプライオリティを

仕事を決める時に、業務内容や給与、働く場所などいろいろな要素を考えると思いますが、仕事のことだけではなくて、生活していくにあたって何を最優先するのかということも考慮した方がいいと思います。自分自身は「住めば都」になるかと思って県外の企業に一度就職しましたが、やはり地元の山口県で暮らしたいと思いUターンしました。もちろん経験しないとわからない部分はあると思いますが、仕事のことだけでなく、生活のこともイメージしておくと、社会人になってからのギャップも少ないのではないでしょうか。

私のオフタイム

趣味のブラックバス釣りを満喫!たまに日本海側で海釣りも

休日は、趣味のブラックバスを釣りに出かけています。社員寮から20分ほど車を走らせれば釣りスポットがあるので、週2で通っていますね。他にもバス釣りスポットがたくさんあるので、「今日はここへ行ってみよう」と遠出することもよくあります。釣り仲間に誘われた時は、日本海側へ出て海釣りをすることもありますね。道路事情がよく渋滞に巻き込まれることもほとんどないので、いろいろな場所へ出かけやすいのも気に入っています。

※インタビュー内容は取材当時のものです。